有機JAS認定について


遠赤有機農園では、愛媛県西条市丹原町を中心に、東温市、松前町で農産品を有機栽培しています。有機栽培は昔ながらの農法に近く、化学肥料をはじめ農薬などを一切使用しません。皆様に安心・安全な農産物をお届けしたい。有機農法にこだわって、土作りから取り組んでいます。

有機JASって何?


農林水産省では、平成13年4月1日から改正JAS法のもと、有機農産物及び有機農産物加工食品のJAS規格(日本農林規格)を定め、JAS規格に適合するものであるかどうかについて厳しい検査を受け合格した結果、有機JAS認定マークの表示が許されます。

農林水産大臣から認可を受けた登録認定機関(第三者認証機関)が生産行程管理者(生産者)や製造業者等を認定し、認定された生産行程管理者等が自ら格付を行い、有機JASマークを貼付する仕組みとなります。

農林水産省有機JAS法とは
有機JASマーク

有機JAS認定の仕組み


登録認定期間

登録認定機関は、有機農産物の生産農家や加工食品の製造業者からの認定の申請を受け、認定の技術的基準に基づいて審査を行い、認定する。
ほ場又は加工場が有機の生産基準(有機JAS規格)を満たしていること。当該規格に則して生産できるよう生産管理や生産管理記録の作成が適切に行うことが出来ることを確認することにより行う。

有機JAS認定の仕組み

遠赤有機農園では、ほ場で行われる作業や施肥、収穫などの管理報を毎日記録しています。この栽培記録を元に、ほ場の有機認定申請を行ったり、トレーサビリティの充実を図り、お客様の安心・安全にお答えしています。

有機JASマーク認定までの流れ

有機たい肥で土作り


有機たい肥の成分


有機たい肥はおがくず、もみガラ、豆ガラ、牛糞、わらなどを材料として使います。
さらにEM菌などを混ぜ合わせて発酵させます。熟成された有機たい肥をほ場に利用しています。

生きた土を作る

有機たい肥はずっと発酵を続けているので、さわるとほんのり温かです。寒い空気のもとほ場に撒いていると、その温度差から湯気を発してきます。土の中に混ぜられてからも熟成は続き、土の元気を育てていき、次の栽培のための力を蓄えていきます。

手間を惜しまない

土のミネラル分を補うために、真珠貝の貝殻粉末を撒いていきます。

時間をかけてじっくりと

たい肥を入れた後、何度もトラクターで鋤き込んでいきます。こうして土づくりは、年間を通して行われています。

継続的な有機ほ場の管理


有機認定を取得した後も、農場の管理状態は認定機関から派遣される検査員が定期的に確認されます。有機ほ場は継続的に管理されています。有機農園のスタッフも検査員の資格を取得し、自ら管理を行いつつ、他の有機栽培農園の審査にも出かけて、新しい情報を学びながら、日々研鑽に努めています。

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